ワークマンの「イケイケSV」は、 いかにして 「未導入製品発見ツール」を 開発したのか?



 教育は人を変える。

 データという客観的な資料を使うことによってDさんはひと回り大きくなった。

「未導入製品発見ツール」によって、彼の担当する加盟店の業績が急激に伸びた。

 製品の過不足、売れ筋で扱っていない製品をデータ活用であぶり出し、かなりの成果が出た。

 彼は現在SV部のエースで、一般客が多い東京や大阪を担当している。

 一般客が3〜4割の地域だ。

 一般客が多いということは、いままでの常識が通用しないということ。

 品揃えもサイズもまったく違う店舗をDさんがデータ分析して対応している。

 現在Dさんの担当地域は、全国トップクラスで成長(140〜150%)している。

 立地のよさもあるが、彼の貢献度は大きい。

 自らつくった全社公認の分析ツールを活用しながら、加盟店の売上を伸ばしたことが自信と成長につながった。

 いかがだろうか。

 紙面の関係で4名しか紹介できないが、こうした例は枚挙にいとまがない。

 ワークマンは2012年以来、8年間、データ活用研修ばかりやっている。

 営業部の研修は、ほとんどがデータ活用研修だ。

「継続は力なり」とはよく言ったもので、社員のデータ活用力は年々高まってきている。

 これが功を奏した。

 自信がまったくなかった人、存在感のなかった人、店長に信頼されていなかった人が、いまやトップクラスの人材になり、リーダーになっているのである。

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