勃起は? 尿漏れは? 宮本亞門さんが前立腺がんの後遺症を明るく語るワケ

勃起は? 尿漏れは? 宮本亞門さんが前立腺がんの後遺症を明るく語るワケ

演出家の宮本亞門さん。前立腺がんを克服し、精力的に活動を続けています。現在はYouTubeでリーディング演劇『日本一わきまえない女優「スマコ」〜それでも彼女は舞台に立つ〜』を無料配信中。2021年9月には、オーストリアで大絶賛されたモーツァルト「魔笛」の再演を予定。東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉モーツァルト『魔笛』 2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール

突然、告げられた進行がん。そこから、東大病院、がんセンターと渡り歩き、ほかにも多くの名医に話を聞きながら、自分に合った治療を探し求めていくがん治療ノンフィクション『ドキュメントがん治療選択』。本書の連動するこの連載では、独自の取材を重ねてがんを克服した著者の金田信一郎氏が、同じくがんを克服した各界のキーパーソンに取材します。今回登場するのは前立腺がんを克服した演出家の宮本亞門さん。タブー視されて語られることのなかった前立腺がんの後遺症について教えてくれました。(聞き手は金田信一郎氏)。

■宮本亞門さんの「がん治療選択」01回目?「宮本亞門氏、衝撃の前立腺がん発覚!「でも心は混乱しなかった」」

――宮本さんは過去のインタビューで、「がん治療は選択の連続だ」とおっしゃっていました。前立腺がんと分かって、検査やセカンドオピニオンを受けていますが、どのように治療を選択をしてきたのでしょうか。

宮本亞門氏(以下、宮本) まず、ガンになると周りの人たちの状況が変わりました。がんを告白する記者会見を開いたら、気を遣ってか、友人たちからは電話やメールがこなくなり、その代わり、ガンサバイバーからのいろいろなアドバイスが来るようになりました。その中の一人に建築家の安藤忠雄さんもいました。すごい勢いで電話を何回も掛けてきてくれて。

「亞門ちゃん、切っちゃダメだからね」と言うんです。

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