【精神科医が教える】「人にどう思われているか」を気にしすぎてしまう人が、ラクになる方法



 何かに触れようとしたときに、保護者が自分をおだやかに見守っていれば、「安全だ」と判断してそのまま触る。保護者がけわしい表情で止めにきたら、「これは危険だ」と判断して触るのをやめる。

 このように、保護者の表情をうかがう行動を「社会的参照」、英語で「ソーシャル・リファレンシング」と言います。

 子どもは乳幼児期から、自分の行動に人がどう反応するのかをモニタリングしながら、行動形成をしていきます。そしてその延長で、社会性が育っていきます。

■「適度な安心」「適度な評価」がなかった?

 子どもは「適度な安心」と保護者からの「適度な評価」があることで、社会性を育み、人間関係をつくっていくことができるわけです。

「安心」と「評価」があれば、子どもは人の目を気にしながらも、あまり気にしすぎることはなく、自信を失いすぎることもなく、すくすくと育っていきます。

 一方、親や学校の先生から高いハードルを設定され、無理な要求をされてきた場合や、反対に過剰に評価されてきた場合には、人の目をことさら気にするようになってしまうことがあります。

 そうすると、いつも相手の評価に対する不安が高くて、自信をなかなか持てない場合があるのです。

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