日本に約8万社ある神社の中で、最も多く祭られている神様は?

これは松下の頭文字Mと京都府八幡市にある石清水(いわしみず)八幡宮の御神矢(ごしんや)を組み合わせたもので、のちに幸之助氏は石清水八幡宮の氏子総代(信仰者の代表)になります。石清水八幡宮は、皇室より伊勢神宮に次いで篤く崇敬され、さらに武士の神様代表として、別格の影響力を持ちました。

 八幡神のご利益は、事業発展や規模の拡大で、物事を成功させたい方におすすめです。私自身、京都在住の頃は石清水八幡宮の矢を毎年いただきに参拝しており(昨年の矢はお返し)、受験とか就職とか、ここぞというときは、いつも守っていただいたと勝手に感謝しています。

 仏教とも関わり深く、奈良時代に「出家」し、八幡大菩薩となります。「神様が出家」って不思議ですが、八幡神が有名になったのは東大寺(奈良市)の大仏建立(こんりゅう)を助けたから。八幡神社の総本宮は大分県宇佐市の宇佐神宮ですが、その神職が平城京に上京し、八幡大神が「必ず造仏を成就させる。銅の湯を水となし、支障なく、無事に完成させよう」と仰せられたと報告します。そして、大仏建立に「大量の金と銅」が不足するなか、日本国で初めて金が産出される奇跡が起きました。八幡神は東大寺の守護神となり、九州の一地方の神から、国家を代表する神となります。

 古代、天皇家が後継者不在になったとき、即位したのが応神天皇の5代のちの孫である第26代・継体(けいたい)天皇で、実在が確かな最古の天皇(大王)です。応神天皇は、現代まで続く継体天皇の皇統と、それ以前の皇統をつなぐ、特別な存在なのですね。

■【主なご利益】立身出世、安産祈願、必勝祈願

■【こんな人にオススメ!】組織のリーダーになりたい人。大きな組織・団体をつくりたい人

*本原稿は、八木龍平著『最強の神様100』からの抜粋です。

前へ 1 2

関連記事(外部サイト)