災害をきっかけに発症する“災害不調” CTやMRI、胃カメラでも異常は見つからず

災害をきっかけに発症する“災害不調” CTやMRI、胃カメラでも異常は見つからず

記事まとめ

  • 工藤孝文氏は災害をきっかけに発症する心身の不調を“災害不調”と呼んでいる
  • 頭痛や耳鳴りなど体に症状が出る人や、イライラやうつ症状など精神症状が表れる人も
  • CTやMRIを撮ったり、胃カメラを飲んだりしても異常が見つからないのが特徴という

コロナで増える「災害不調」、めまい・頭痛・肩こり・不眠は要注意

コロナで増える「災害不調」、めまい・頭痛・肩こり・不眠は要注意

めまい、頭痛、肩こり、不眠。検査をしても原因不明のその症状は、災害と深く関わっている可能性がある(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新型コロナの感染拡大のみならず、豪雨、熱海の土石流など、今年も日本にはさまざまな災害が発生している。災害時に大きな不安を抱えるうちに心身に不調が表れた……という人もいるだろう。検査をしても原因不明のその症状は、災害と深く関わっている可能性があるという。『災害不調』の著者・工藤孝文氏に聞いた。(清談社 真島加代)

■直接被害に遭わなくても心身不調になる恐れ

 めまいや頭痛、肩こりがひどく夜も眠れない……あなたが感じている体調不良の原因は“災害”にあるかもしれない。

「私は、災害をきっかけに発症する心身の不調を“災害不調”と呼んでいます。頭痛や耳鳴り、のどのつかえなど体に症状が出る人もいれば、過度のイライラやうつ症状など精神症状が表れる人もいます」

 そう話すのは『災害不調』(角川新書)の著者で、福岡県みやま市工藤内科の院長・工藤孝文氏だ。

「心身にさまざまな不調を感じて大きな病院でCTやMRIを撮ったり、胃カメラを飲んだりしても異常が見つからないのが、災害不調の特徴です。なかには、10年以上もドクターショッピングをして当院にたどり着いた患者さんもいます」

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