「京急踏切事故」はなぜ起きたのか、運転士の過失以上に重要なこととは

「京急踏切事故」はなぜ起きたのか、運転士の過失以上に重要なこととは

2019年9月に、京浜急行線の踏切で快特列車とトラックが衝突した事故はなぜ起きたのか Photo:PIXTA

横浜市の京浜急行線の踏切で2019年9月、快特列車と衝突したトラックの運転手が死亡し乗客らが重軽傷を負った事故で、神奈川県警は9月7日、列車の男性運転士を業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の容疑で書類送検したと発表した。だが、運転士の責任を問うだけでなく、事故を生み出した根本的な要因を摘み取らなければ、同様の悲劇が再び起きる可能性もある。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

■事故報告書と異なる神奈川県警の見解

 神奈川県警は9月7日、2019年9月に京浜急行電鉄神奈川新町第1踏切で発生した列車脱線事故で、踏切内で立ち往生したトラックと衝突した下り快特列車の運転士を業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の容疑で書類送検したと発表した(トラック運転手も過失運転致傷などの容疑で被疑者死亡のまま書類送検)。

 筆者が得た情報では、この書類送検は形式的なものではなく、起訴を求める意見(厳重処分)が付けられたようだ。運転士の書類送検について京急は「報道で承知しているが、詳細を把握していないので会社としてはコメントできない。結果が判明すれば改めて説明したい」としている。

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