「たるんだ職場」の変え方は、ジョブズの「現実歪曲フィールド」が教えてくれる

「たるんだ職場」の変え方は、ジョブズの「現実歪曲フィールド」が教えてくれる

Photo: Adobe Stock

リモートワーク、残業規制、パワハラ、多様性…リーダーの悩みは尽きない。多くのマネジャーが「従来のリーダーシップでは、もうやっていけない…」と実感しているのではないだろうか。
そんな新時代のリーダーたちに向けて、認知科学の知見をベースに「“無理なく”人を動かす方法」を語ったのが、最注目のリーダー本『チームが自然に生まれ変わる』だ。
部下を厳しく「管理」することなく、それでも「圧倒的な成果」を上げ続けるには、どんな「発想転換」がリーダーに求められているのだろうか? 同書の内容を一部再構成してお届けする。

■「これまでどおりよろしく」がチームを腐らせる

 前回の記事では、チームが自らゴールに向かって動き続ける状態をつくるには、「ゴール設定」とそれが描く世界への「没入」が必要だということをお伝えしました。

 現状の外側にありながら、自身の真のWant toに根ざしているゴールを発見し、そこに臨場感を生み出せたとき、つまり、「自分たちならこれを達成できるはずだ!」という手応えが得られたとき、人は外的な刺激(報酬や懲罰)がなくても自律的に行動を起こすことができます。

 この「達成できるはずだ」という手応えのことを、ここでは「エフィカシー(Self-efficacy:自己効力感)」と呼んでいます。

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