【NHKの特集で「ニュータイプ」が話題!】 山口周が語る アフターコロナにニュータイプへの転換が必要な理由

【NHKの特集で「ニュータイプ」が話題!】 山口周が語る アフターコロナにニュータイプへの転換が必要な理由

Photo: Adobe Stock

NHKの「ニュースウォッチ9」で取り上げられ、「アフターコロナ」の思考・行動様式を予言した書として再び話題になっている、山口周氏の著書『ニュータイプの時代――新時代を生き抜く24の思考・行動様式』。コロナによるパンデミックでこれまでの価値観が通用しなくなっている今、新しい時代への転換を担えるニュータイプ人材がますます求められている。果たして今、どんな変化が起きているのか。20世紀的なオールドタイプの考え方はなぜ問題を根本から解決できないのか。私たちが今、アップデートすべきことについて、同書から一部を抜粋して、特別公開する。

 皆さんに考えていただきたい質問があります。それは、

「人類がスペースコロニーに移住するとしたら、日本の文化遺産の中から、何を持っていきたいと思いますか?」

 という質問です。

 私はこの質問を、小学校での講演、大学の講義、企業人が集まるワークショップなど、さまざまな場所で参加者に投げかけているのですが、答えの傾向はいつも同じです。すなわち、回答としてあげられるモノの8〜9割が、18世紀以前に作られたものだということです。

 私たちは20世紀を通じて、生産性の爆発的な向上を達成したと、一般的には言われています。しかし、その向上した生産性によって生み出されたモノは、必ずしも私たちが未来の人類に対して譲り渡していきたいと思えるようなものではない、ということです。

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