「クソどうでもいい仕事」が、無意味で有害なのに世界中で増えている理由

「クソどうでもいい仕事」が、無意味で有害なのに世界中で増えている理由

「クソどうでもいい仕事=ブルシット・ジョブ」はなぜ増えるのか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

■おすすめポイント

「こんな仕事、やる意味あるんだろうか」「なんでこんな仕事をやらなきゃいけないんだ」。

 会社で仕事をしていて、そんなふうに思ったことが一度もない、と言える人はいないのではないだろうか。

 誰も見ない書類の作成、間違いだらけの文書の修正、魅力のない商品のプロモーション。そういった仕事に上司や同僚も違和感を持ちながら、今まで通り「仕事はそういうもの」と受け入れ、忙しくこなす日々。要約者は、そんな仕事1つもしたくないが、いらない仕事をなくすための仕事をつくるというのも気が引ける。

 本書『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』はそういった「クソどうでもいい仕事=ブルシット・ジョブ」がなぜ増えるのか、という謎に焦点をあて、個人、社会経済、政治の次元で解明していく。

 本書の著者は、人類学者のデヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』日本版の翻訳者の一人である。『ブルシット・ジョブ』は442ページと分量があるため読むのに根気がいるが、本書はその入門書にあたり、短時間で要点をつかみやすい構成になっている。

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