佐々木朗希の偉業目前の降板は“英断”、「急がば回れ」育成計画はぶれず

ヒットは言うまでもなく、四死球や味方のエラーも許されない。

 しかも、完全試合を複数回達成した投手は日米を通じていない。だからこそ、直近の2試合で佐々木が見せた姿は世界でただ一人、異次元の領域に足を踏み入れているとしか映らなかった。

 佐々木がプロ野球史上で16人目、28年ぶりとなる完全試合を史上最年少の20歳5カ月で達成した10日のオリックス戦の直後。ダルビッシュ有(パドレス)は自身のツイッター(@faridyu)でこうつぶやいた。

「今日の状態だとメジャーに来ても同じようなピッチングが出来ていると思います」

 この言葉は、ファンを含めて、野球に携わる全ての人間が抱く思いを代弁していたと言っていい。

 17日の日本ハム戦でも8回を完全に抑えた佐々木への感想を問われたダルビッシュは、今シーズン初勝利を挙げた日本時間18日のブレーブス戦後に苦笑しながらこう語っている。

「いやぁ、ホント、ヤバすぎるんじゃないですか。世界でナンバーワンの抑えピッチャーが、9イニング続けて投げているようなものですよ」

■史上初「2試合連続完全試合」目前で…佐々木の降板に賛否

 本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦が、議論を呼び起こしたのも記憶に新しい。9回表の攻撃に入る直前に、ロッテの井口監督が佐々木の交代を球審に告げたからだ。

 ロッテ打線も日本ハムのエース上沢直之の前に7回を散発4安打でゼロ行進を続け、後を継いだ昨シーズンのリーグ最優秀セットアッパー、堀瑞輝の前に8回も得点を奪えていなかった。

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