首都圏「中高一貫校」最新情報、23年入試の変更点は?【2023年中学受験】

首都圏「中高一貫校」最新情報、23年入試の変更点は?【2023年中学受験】

「芝国際」に校名変更・共学化で、保護者の反応が一変した東京女子学園。道を挟んでNECや長谷工コーポレーションの本社と向かい合う12階建ての新校舎は、躯体が立ち上がっている(東京・港区)

前回と前々回は、2022年の新校長人事を取り上げた。新しい校長が何を手掛けるかで、学校の未来が大きく変わることもある。今回は、2023年入試で変更点がある首都圏中高一貫校を見ていきたい。女子校から「国際」を冠した共学校への変更や少子化が進む中での付属中学の新設をはじめ、入試の変更点など最新の状況について見ていきたい。(ダイヤモンド社教育情報)

■私立大学が付属中学を今からつくる理由

 20世紀終わりの数年間、本郷・駒場と並ぶ三極構想の一環で、既存の研究施設を移すなどして東京大学柏地区キャンパスの整備が進んでいった。2005年につくばエクスプレスが開業、つくば学園都市よりも東京に近い千葉県北部エリアが、一大文教地区へと変貌を遂げてきている。三井資本による「流山おおたかの森」周辺の開発が象徴的だが、JR常磐線と合わせて、沿線にある柏市と流山市には子育て層が移り住むようになった。

 団塊ジュニア層が進学する以前から、沿線には私立大学の付属中高が新設されていった。中学設立が古い順に挙げると、光栄VERITAS(1983年中高)、江戸川学園取手(1978年高校、87年中学)、芝浦工業大学柏(1980年高校、99年中学)、専修大学松戸(1959年高校、2000年中学)、麗澤(1935年高校、2002年中学)、二松學舍大学附属柏(1969年高校、2011年中学)、東洋大学附属牛久(1964年高校、2015年中学)といった具合に、21世紀に入ってから付属の中学を設立した学校もあることに気付くだろう。

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