2019年の仮想通貨で注目すべき動きは何か ――「イーサリアム」共同開発者のチャールズ・ホスキンソン氏に聞く

2019年の仮想通貨で注目すべき動きは何か ――「イーサリアム」共同開発者のチャールズ・ホスキンソン氏に聞く

自分自身を「起業家」というHoskinson氏、31歳。起業は現在のIOHKで3社目だ。「自分の成功は、自分が構築したものが長く続くか、使われるかどうかにより決まる」と述べる

仮想通貨は2018年も話題を振りまいたが、年初のコインチェックの流出事件などネガティブさが強調された年とも言える。それでも、「財務システムは書き換わっている」と述べるのは仮想通貨「Ethereum」(イーサリアム)を共同で立ち上げたのち、新たに「Cardano」という仮想通貨の開発を進めているCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏だ。2018年12月中旬、Hoskinson氏にこの分野で現在起きていることを聞いた。

■何で支払うのかは重要でない

――現在我々が使う“お金(Money)”は今後どのように変わるのでしょうか?

ホスキンソン氏(以下・略) 財務システム全体が少しずつ書き直されている。10年以上前から少しずつ進んでいる動きだ。

 元々は紙だったお金がデジタルに、プラスティックのクレジットカードからモバイルデバイスへの移行が始まっている。モバイルマネーは世界中で普及し始めている。このプロセスにおいて、たくさんの未解決の問題がある。例えば、どの資産で支払うか――現在、消費者は商店ではその国の通貨で支払う。日本なら日本円、米国なら米ドルだ。だが、他の手段的価値で購入できるようになれば素晴らしい。例えば、株で支払う、航空会社のマイルで支払うことができたらどうだろう?

 仮想通貨は、このように視点と議論を広げて通貨以外で支払いができないかと考えるきっかけをもたらしている。

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