【92歳の現役課長が教える】 当たり前のことを続ける もっとも大きなメリット



挨拶やグラウンド整備、道具の手入れに熱心に励んだからといって、個人のスキルアップに、直接結びつくことはないかもしれません。しかし、毎日大きな声で挨拶をしていたら、自然とチームにまとまりが生まれます。

グラウンドの整備を真面目にやっていれば、四季の移り変わりや天候に応じてグラウンドの状況がどう変わるかを目の当たりにします。それは無意識ながらも、守備やバッティングに生きることがあるはずです。

道具の手入れをしていたら、整備不良による失敗を減らせるばかりではなく、自分の弱点がわかるかもしれません。スパイクの靴底の減りに左右差があると気づいたら、投打のフォーム改良のヒントになる可能性だってあるでしょう。

凡事徹底のもっとも大きなメリットは、スポーツでも仕事でも、継続できたという自信につながるということ。特別な何かをする前に、平凡を極めることのご利益は、計り知れないものがあります。

凡事徹底ができたら、それがルーティンとなります。

イチローさんは、ルーティンを重視したことで広く知られています。高校生活の3年間を振り返り、「眠る前に毎日10分、素振りをしていました。たった10分ですが、それを1年365日一度も休まずに続けました」とおっしゃっています。

野球選手にとって、素振りは凡事といえるでしょう。

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