東京女子御三家「女子学院」の学校文化――生徒同士が語り合い育む

東京女子御三家「女子学院」の学校文化――生徒同士が語り合い育む

学年の壁を越えて、生徒同士が語り合う春の修養会全体会の様子 写真提供:女子学院中学校・高等学校

2月1日午前入試で、一番多くの受験生が集まる男子校は開成であり、女子校は女子学院である。毎年700人以上が出願して受験する東京女子御三家一番の伝統校の学校文化は、自主・独立の精神で学ぶ生徒同士が、多くの機会に語り合うことで支えられている。(ダイヤモンド社教育情報、撮影/平野晋子)
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■女子学院生の「入り口」と「出口」

――女子学院には学校行事がたくさんありますね。

鵜崎 この3月に、生徒同士の話し合いを中心にする行事である春の修養会がありました。希望者のみの参加ですが、中1から高3まで、各学年から2ケタ以上、全体で100人を超える生徒が集まりました。この2年間は、新型コロナ禍の影響により、宿泊せずに通いで行われました。3日間、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで、講師の先生からお話を聞いて、それを元にいろいろな話し合いを生徒同士で行います。

――面白いですよね、そういうディスカッションは。

鵜崎 生徒は大好きです。レクリエーションがなくても、話し合いの場が持てると喜んで参加しますね。春の修養会は、中1から高3まで学年の壁を取り払って行われるのが特徴です。100人以上の生徒たちが二重三重に囲む全体会では、中1生も手を挙げて、「私はこう思うのですけど」と発言していました。

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