「経営者は完璧じゃないとだめ」先入観がなくなったから、起業できた



平尾:それまで別に経営の経験があったわけではないですよね。東大の大学院からいきなり上場までいける。最強の経営者のおひとりですよ。

――福島さんは『起業家の思考法』で書かれている「別解力」について、どう感じましたか。

福島:別解力、すごくいい言葉だなって思いました。起業家って、基本逆張りなんですよ。僕はよく「二次的思考」って言ってるんですけど。一次的思考だと、〇〇が流行ってるらしい、〇〇社が儲かっているらしい、だからやろうみたいな直線的な思考になります。でもそれだとだめで、起業家ってちょっと先を見て、「今はこういうマーケットがないかもしれないけど、こういうマーケットに変わり得るよね」とか、二次的にものごとを見る。人とはちょっと違うものごとを見る。そういうリスクの取り方をしている人のみが勝ってると思うんですよね。

例えばソシャゲ全盛の時代に、スマートフォンで非ゲームの実用的アプリを出そうってやったのが、Gunosyとか、メルカリとか、スマートニュースとかです。当時って「いや、スマホでアプリ作るならゲーム作ったほうがいいじゃん」ってみんな思ってたと思うんですよ。ちょっと人とは違う考え方をするのは、自分の好きなことでもありますね。

時間軸をずらすっていう感覚なんですかね、別解って。

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