単なる「雑学好き」で終わる人と、本当の教養を手に入れる人の差

なので、「調べる」ためのノウハウに手軽にアクセスできる場所なり手段なりが必要だと思います。この点をうまくクリアできれば、今回の配信はとてもインパクトのあるものになるでしょうね。

■あらゆる調べ物の出発点は「NDC」

書物蔵:私個人は図書館職員としての長年のノウハウがあるので、いくらでも紙に書いてエンドユーザーにばらまきたいですね。

 現にいま、皓星社という出版社のウェブサイトで、魂の双子である小林某が、「在野研究者のレファレンス・チップス」と題して、文書・文献を探すときのコツ(チップス=tips)や、データベースの性能比較などを思いつく限りまとめています。

読書猿:毎回熟読してます。あれは画期的な連載ですよね。これまで言語化されてこなかったノウハウが詰まっている。

書物蔵:いずれもベテランなら自然に身につくことで、本人たちにとっては「常識」なので、書籍などにまとめられることもなかったのでしょうね。そんな「暗黙のノウハウ」を、ようやく自分で言語化できるようになったので、レファレンスサービスがなくても個人が自力でなんとかできるようにと、発信を続けています。

 資料探しの基本的なチップスとしては、前回記事でも少し触れましたが、NDC(日本十進分類法)の分類番号を手がかりにするとよいでしょう。

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