株価総崩れからの「反転の兆し」となる3条件とは

株価総崩れからの「反転の兆し」となる3条件とは

Photo:PIXTA

米国の大幅な利上げをきっかけに日米の株価は不安定に揺れ動き、下落傾向にある。この状況が反転するとしたら、三つの条件が考えられる。その詳細を解説するとともに、個人投資家へのアドバイスを届けたい。(経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元)

■昨年末に予想していた株価下落「4つのリスク」の振り返り

 内外の株価が不安定に下落している。日経平均株価は、1月5日に一時2万9388円と3万円を回復する手前まで迫ったが、5月24日の終値は2万6748円だ。この間、3月には2万4000円台を付けるなど、振れ幅の大きな展開となる中で下落傾向にある。

 相対的には、日本株は値を保っている。米国株式、特にハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数の下落が激しく、昨年末には1万5000ドル台だったものが、現在1万1000ドル台まで下落している。20%を大きく超える下落なので、株式市場の通例としては「弱気相場」に入ったとされる。

 ナスダック市場に投資する商品としては、ナスダック指数の2倍の変動を目指す投資信託があって(「レバナス」などと呼ばれている)、一部の投資家の人気を博していた。こうした商品で大きな損を被った投資家がいるはずだ。

 同じ米株式市場の株価指数であるS&P500種株価指数やダウ工業株30種平均(NYダウ)なども、直近の高値からあと少しで20%下落となる。弱気相場入りは時間の問題のように見える。

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