コロナ発症後、「血栓・出血」にはいつごろまで注意すればいいか



 また、COVID-19発症後の半年間のリスクは、PEに限ると男性、50〜70代、COVID-19重症例ほど高かった。研究者は「感染直後から半年間はVTEと出血リスクが高い状態にある」とし「COVID-19と共存する道を選ぶからには、VTEも警戒すべき」としている。

 DVTやPEは大規模災害時の「車中泊避難」で生じる災害関連疾患として知られている。そのほか、大けがや入院、手術など身動きが取れない状態で起きやすい。

 予防法はとにかく小まめに身体を動かし、水分を摂ること。もともと抗凝固薬など血栓症の治療薬を飲んでいる方は、万が一、COVID-19を発症しても飲み忘れがないように気をつけたい。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

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