「タジキスタンってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

「タジキスタンってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

Photo: Adobe Stock

ニュースで見聞きした国、オリンピックやW杯に出場した国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。新刊『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。

■タジキスタンってどんな国?

 タジキスタンは中央アジアに位置し、北部はキルギス、西部はウズベキスタン、東部は中国、南部はアフガニスタンと国境を接する内陸国です。

 国土の大部分は、東部の「世界の屋根」と呼ばれるパミール高原とそれに連なる山脈・高原からなり、平均高度は約3000mと世界で最も標高の高い山岳国家です。

 民族は他の中央アジア諸国とは異なり、ペルシャ系民族のタジク人(約80%)が多数を占めます。

 1991年のソ連解体に伴って独立を果たしましたが、1992年からタジキスタン共産党系政府とイスラーム系を含む野党反政府勢力との間で内戦が勃発。国内情勢の混乱は1997年まで続き、約120万人の難民を出したといわれています。

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