「オマーンってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

「オマーンってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

Photo: Adobe Stock

ニュースで見聞きした国、オリンピックやW杯に出場した国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。新刊『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。

■オマーンってどんな国?

 オマーンは、アラビア半島南東部に位置する国です。西側は、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、イエメンと国境を接します。

 北端はペルシャ湾の出入口であるホルムズ海峡に面し、海峡に突き出た半島の先端に飛地もあります。

 国土のほとんどは砂漠ですが、アラビア海に面する南部ではインド洋から吹くモンスーンの影響で降雨があります。

 紀元前にアラビア人が南下して定住し、海洋交易で栄えた歴史をもつ国です。18世紀には東アフリカやパキスタンの沿岸部まで領土を広げましたが、やがて帆船による交易が衰退し、スエズ運河の開通によってその役割は低下しました。

 19世紀末からは、イギリスの保護を受けながら鎖国政策をとっていました。

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