「コソボってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

「コソボってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

バルカン半島の国々

ニュースで見聞きした国、オリンピックやW杯に出場した国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。新刊『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。

■コソボってどんな国?

 コソボはバルカン半島中央部に位置し、セルビア、北マケドニア、アルバニア、モンテネグロの4ヵ国に囲まれた内陸国です。

 国土は東部のコソボ地域と、西部のメトヒヤ地域に大きく分けられます。コソボ地域は標高1100mを超す高地で、メトヒヤ地域は標高500m程度の盆地です。最高峰はアルバニアとモンテネグロとの国境に位置するディエラヴィツァ山(2656m)です。

■バルカン半島で最も若い国

 かつてはセルビアの自治州でしたが、人口の約90%をアルバニア人が占め、少数派のセルビア人と激しく対立していました。

 1990年代後半には、アルバニア人によるコソボ解放軍と、ユーゴスラビア軍及びセルビア人勢力との間で紛争となり、NATOが介入するも多くの犠牲者を出しました。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)