【イーロン・マスク率いる「テスラ」の社名の由来】天才物理学者テスラの人生を変えた「ひらめき」とは?

【イーロン・マスク率いる「テスラ」の社名の由来】天才物理学者テスラの人生を変えた「ひらめき」とは?

Photo: Adobe Stock

猫はなぜ高いところから落ちても足から着地できるのか? 科学者は何百年も昔から、猫の宙返りに心惹かれ、物理、光学、数学、神経科学、ロボティクスなどのアプローチからその驚くべき謎を探究してきた。「ネコひねり問題」を解き明かすとともに、猫をめぐる科学者たちの真摯かつ愉快な研究エピソードの数々を紹介する『「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた』が発刊された。
養老孟司氏(解剖学者)「猫にまつわる挿話もとても面白い。苦手な人でも物理を勉強したくなるだろう。」、円城塔氏(作家)「夏目漱石がもし本書を読んでいたならば、『吾輩は猫である』作中の水島寒月は、「首縊りの力学」にならべて「ネコひねり問題」を講じただろう。」、吉川浩満氏(文筆家)「猫の宙返りから科学史が見える! こんな本ほかにある?」と絶賛された、本書の内容の一部を紹介します。

■発明家で物理学者

 猫との触れ合いからひらめきを、さらには天職を得た物理学者もいる。中でももっとも有名なのが、人類の進歩を信じた発明家で物理学者のニコラ・テスラ(一八五六〜一九四三)である。

 テスラは発電機の研究をおこなったことから、「電光を操る者」と呼ばれている。また、現在も使われている交流(AC)電力システムを開発して推進した。

 そしてこの研究に資金を提供したウェスティングハウス電気製造会社とともに、アメリカで直流(DC)電力システムを推進するトーマス・エディソンを相手にビジネスをめぐるいさかいを繰り広げた。

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