「天然成分で作った除菌スプレー」なぜ売れない?ブランド作りの極意とは

「天然成分で作った除菌スプレー」なぜ売れない?ブランド作りの極意とは

グレープフルーツの種子から抽出したエキスなど、天然成分のみを用いたボタニカル除菌スプレーの開発に成功した中堅企業。顧客が「除菌スプレー」という製品に対して求めるものは、果たして天然由来のやさしい成分だったのでしょうか?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

ヨーロッパ情勢が混沌とし、世界的に経済状況が不安定な昨今。円安で物価が高騰し、モノやサービスの販売価格を上げざるを得ず、困難を感じている会社は少なくないでしょう。そのような中でも「ブランディング」をしっかりと行ってきた会社は、顧客から“ブランド力”で選ばれるので、物価高騰による悪影響は小さくて済みます。しかし、それがわかっていても、実際に取り組んでみたらうまくいかなかった、ということはありがちです。そこで今回は、これまでイオンやマツモトキヨシなど数々のPB(プライベートブランド)を成功に導いてきたコンサルタント・乙幡満男さんの最新刊『ブランディングが9割《ケーススタディ篇》』(青春出版社)から、ブランド作りやマーケティングで陥りがちな失敗と具体策について解説します。

■ケーススタディをこなすことは実務に有益

 仕事の現場では、誰しも「解答例のない問題」に次々と直面し、その度に考えたり調べたりしながら一つずつ解いているのではないでしょうか。いわば筋トレと同じように、様々な問いに対して考察と実践を繰り返すことが、やがて血となり肉となっていきます。

 MBA(経営学修士)の授業では、ケーススタディが多く登場します。それは、よりたくさんのケースを解くことで、いわゆるフレームワークを体に染み込ませることができるからでしょう。私自身、MBAの学びで何度もケースを解いた経験が、実務でとても役立っています。

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