大人が「美術や芸術を学びたい」と思ったら最初に読む3冊

大人が「美術や芸術を学びたい」と思ったら最初に読む3冊

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『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんが「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に回答。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。
※質問は、著者の「マシュマロ」宛てにいただいたものを元に、加筆・修正しています。読書猿さんのマシュマロはこちら

[質問]
 私はこれまで芸術や文学に触れないで生きてきました。芸術性やセンスや美意識を磨くために必要なことって何でしょうか? オススメの本とかあればご教示いただけると嬉しいです。

■美術館に行きたくなる入門書があります

[読書猿の回答]
「センスや美意識ねえ、やべえ」と思わせて格差を再生産するメカニズムについてはブルデュー『ディスタンクシオン』にまかせるとして、美術や文学への入門書をいくつか挙げてみます。

 まず、『巨匠に教わる絵画の見かた』。

 画家が、他人の(時々自分の)絵についてアレコレ言ったことを、当の絵と一緒にまとめたもの。アレコレ言う画家の方も言及される絵画の方も、どちらも有名どころで、退屈せずに西洋絵画を一覧できます。ゴッホが絵画について語る言葉はいつも的確で、ダリが語る言葉はほんと(いい意味で)どうしようもないです。

 これで興味を持ったらゴンブリッチ『美術の物語』を。ちょっと高価で大部なのですが、美術館へ行きたくなる、一生使える美術入門書です。

 さらに追加するならホールの『西洋美術解読事典』でしょうか。この辞書については、こちらの記事をどうぞ↓
レファレンスこの1冊/西洋美術なら『西洋美術解読事典』

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