スタートアップ関係者のバイブル、『起業のエクイティ・ファイナンス』は増補改訂版でどう変わったのか?

スタートアップ関係者のバイブル、『起業のエクイティ・ファイナンス』は増補改訂版でどう変わったのか?

(撮影)ダイヤモンド社

起業家やVCなど、スタートアップ関係者の間で必読書となっている『起業のエクイティ・ファイナンス』が、8年ぶりに全面改稿されました。初版時の赤いカバーとの区別で、「青版」とも呼ばれる『増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス』は、どのように変わったのでしょうか?
(この記事は、『増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス』の本文の一部を改変したものです。)

 スタートアップが成長するために最も重要な要素を何か1つ選べと言われたら、それは「優秀な人を引き込む」ことだと思います。「優秀な(いい)人」には、いい幹部、いい従業員、いい顧客、いい投資家などが含まれます。

 そして、スタートアップのファイナンスも、この「人を引き込む」ことを中心に考えるべきです。つまり「ファイナンス」ではあるのですが、単に資金を調達することではなく、その核心は「いい人」を引き込むための「インセンティブ設計」として考えるべきなのです。

 スタートアップのファイナンスが持つ「力」は、スターウォーズに出てくる「フォース」に非常に似ています。

 スターウォーズの3つの3部作(トリロジー)のそれぞれ真ん中の、エピソード2、エピソード5、エピソード8は「修行」がテーマの回と言えると思いますが、まずエピソード5では、ルーク・スカイウォーカーがダゴバ星でヨーダの修行を受けたとき、スタートアップ経営者の参考にもなる以下のようなヨーダの名言がいくつも出てきます。

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