成功の明暗を分ける 「真似されてもコピーできないもの」とは?

成功の明暗を分ける 「真似されてもコピーできないもの」とは?

Photo: Adobe Stock

情報が次から次へと溢れてくる時代。だからこそ、普遍的メッセージが紡がれた「定番書」の価値は増しているのではないだろうか。そこで、本連載「定番読書」では、刊行から年月が経っても今なお売れ続け、ロングセラーとして読み継がれている書籍について、著者へのインタビューとともにご紹介していきたい。
第1回は、2019年に刊行された山口周氏の『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』。「人生のゲーム」が変わってきていることを、明快に記した1冊だ。4話に分けてお届けする。(取材・文/上阪徹)

■構想や妄想ができない。だから、予測に頼ろうとする

 新しい時代を生き抜くための24の思考・行動様式が説かれている『ニュータイプの時代』だが、日本人がとりわけ苦手としているものがあるという。未来を「予測」するのではなく、未来を「構想」することだ。

「構想や妄想ができない。だから、予測に頼ろうとする。一つのボトルネックは、構想したことができたとしても、堂々と人に語ったり示したりする勇気がない、ということでしょうね」

 本書では、こんな記述が並んでいる。

 人工知能の登場によって「人間の仕事が奪われてしまうのではないか」という不安が取りざたされてきたが、この問題についてもこう記述する。

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