【海外企業事例で学ぶ】ESG/SDGs時代にリーダーシップを発揮するための要件

【海外企業事例で学ぶ】ESG/SDGs時代にリーダーシップを発揮するための要件

Photo: Adobe Stock

多くの企業が取り組む「ESG経営」。社会での重要性は高まっているものの定着しているとは言いがたい。しかし、すべてのステークホルダーの利益を考えるESG経営こそ、新規事業の種に悩む日本企業にとって千載一遇のチャンスなのである。企業経営者をはじめとするビジネスパーソンが実践に向けて頭を抱えるESG経営だが、そんな現場の悩みを解決すべく、「ESG×財務戦略」の教科書がついに出版された。本記事では、もはや企業にとって必須科目となっているESG経営の論理と実践が1冊でわかる『SDGs時代を勝ち抜く ESG財務戦略』より本文の一部を抜粋、再編集してお送りする。

■ESG/SDGs時代のリーダーシップ

 ESG/SDGs経営成功のためには、事業やビジネスモデル、組織変革の視点が絡むため、一部のサステナビリティ関連部署やIR部門の対応だけでは限界があります。

 ですので、経営陣自ら率先してESG/SDGs経営のビジョンを示し、キーパーソンを社外からも招へいしながら、企業変革に経営陣自らコミットしていくことが必要になります。

 ESG/SDGs経営推進に向け必要なリーダーシップのヒントについて、以下の3つにまとめました。ケースと合わせて、それぞれ見ていくことにしましょう。

1.経営者自らが語りかけよう
2.一貫したストーリーを見せよう
3.顧客参加を促そう

■経営者自らが語りかけよう

 真っ先に求められるのは、経営陣によるビジョン提示とその姿勢です。

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