【漫画家・弘兼憲史が教える】 個人的に宗教とは一定の距離を保っているワケ

【漫画家・弘兼憲史が教える】 個人的に宗教とは一定の距離を保っているワケ

作:弘兼憲史 「その日まで、いつもニコニコ、従わず」

壁を超えたら人生で一番幸せな20年が待っていると説く『80歳の壁』が話題になっている今、ぜひ参考にしたいのが、元会社員で『島耕作』シリーズや『黄昏流星群』など数々のヒット作で悲喜こもごもの人生模様を描いてきた漫画家・弘兼憲史氏の著書『死ぬまで上機嫌。』(ダイヤモンド社)だ。弘兼氏のさまざまな経験・知見をもとに、死ぬまで上機嫌に人生を謳歌するコツを説いている。
現役世代も、いずれ訪れる70代、80代を見据えて生きることは有益だ。コロナ禍で「いつ死んでもおかしくない」という状況を目の当たりにして、どのように「今を生きる」かは、世代を問わず、誰にとっても大事な課題なのだ。人生には悩みもあれば、不満もあるが、それでも人生を楽しむには“考え方のコツ”が要る。本書には、そのヒントが満載だ。
※本稿は、『死ぬまで上機嫌。』より一部を抜粋・編集したものです。

■現実的な思考をする原体験

僕は子どもの頃から人一倍、現実的な思考をするタイプの人間でした。物心ついた頃には「サンタクロースなんて、どう考えてもおかしい。絶対にいるわけないだろう」と確信していました。

「サンタクロースはクリスマスの一夜のうちに、世界中の子どもにプレゼントを渡す」という話を聞いて、「そんなのどう考えても、時間的に間に合わない」と思ったのです。可愛らしくない子どもですね(笑)。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)