装丁のボツ案もすべて見せます!「エコノミストの言ってることがワケわからない」と思っている人が読むべきと小島武仁・東大教授も推薦する経済の入門書ができるまで

装丁のボツ案もすべて見せます!「エコノミストの言ってることがワケわからない」と思っている人が読むべきと小島武仁・東大教授も推薦する経済の入門書ができるまで

Photo: Adobe Stock

「メディアで“エコノミスト”言ってることがワケわからない、と思ったことはありませんか。僕はいつもそうです。そういう人が、自分で経済を考えられる本です。」という東大教授の小島武仁先生の帯推薦が目を引く書籍『お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門』。経済の入門書ながら、専門用語や数式は一切出てこないし、一風変わったタイトルと装丁。この本がどのようにして生まれたのか、担当編集者の今野良介さん(ダイヤモンド社)に聞きました。(構成:書籍オンライン編集部)

■「お金について考え直す本」を書きたい

──本書『お金のむこうに人がいる』を企画した経緯や背景、コンセプトが決まったプロセスなどを教えてください。

今野良介(以下、今野):ある日、作家エージェントの株式会社コルク代表・佐渡島傭平さんから「無名だけどおもしろい人がいる。お金について考え直す本を書きたいらしい」というメッセージが届きました。ポロッと。

 佐渡島さんと連絡をとるのは久しぶりで、わたしは経済やお金の本なんて作ったこともなかったので、ありがたいと思いながらも「なぜわたし?」と思い、まずは著者の田内学さんとゼロベースでお話ししました。

 田内さんのモチベーションを突き詰めると、ゴールドマン・サックスを辞めた今「自分のこれまでとこれからの人生をかけたメッセージを、子ども(世代)に本として遺したい」という点にありました。

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