韓国が海上自衛隊・観艦式「7年ぶりの招待」で試されていること、元駐韓大使が解説

韓国が海上自衛隊・観艦式「7年ぶりの招待」で試されていること、元駐韓大使が解説

観艦式で隊列を組む護衛艦 Photo:PIXTA

■海上自衛隊観艦式に韓国が参加を検討

 松野博一官房長官は23日の定例記者会見で、「日本政府は11月に開かれる海上自衛隊創設70周年国際観艦式に韓国海軍を招待した」と発表した。前回2019年の観艦式の折には、自衛隊哨戒機への韓国駆逐艦からのレーダー照射問題などで日韓関係が緊迫しており、韓国海軍は招待されなかった。今回の招待は、2015年以来7年ぶりのことである。

 これに対し尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は、参加を前向きに検討しているという。

 韓国では日本の海上自衛隊旗が旭日旗であり、日本帝国主義の象徴と見る向きがある。特に文在寅(ムン・ジェイン)政権は、韓国軍の出席する行事から旭日旗の排除を求めていた。海自の観艦式では、旭日旗が掲揚されることから、参加には慎重であるべきだとの声も韓国では少なくない。

 しかし、こうした主張は日本が右傾化している、保守化していると見る政権の特徴である。文在寅政権以前は日本の海自と韓国海軍の協力関係は良好であった。海自旗排斥要求は、文在寅政権が抱く日本の韓国併合に対する旧態依然たるこだわりが突出していることを示すものである。

 今回、韓国海軍が観艦式に出席することは、尹錫悦政権が文在寅政権の束縛から解放され、安全保障面で日韓協力の再出発となるのではないか。

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