「クック諸島ってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

「クック諸島ってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

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ニュースで見聞きした国、オリンピックやW杯に出場した国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。

■クック諸島ってどんな国?

 クック諸島は、ニュージーランドから北東に約3000km離れた、ニウエとフランス領ポリネシアの間に位置する南太平洋の島国です。オセアニアの中では、ポリネシアに分類されます。

 15の島々から成り、6つのサンゴ礁から成る島々の北クック諸島と、9島のうち5島が火山島の南クック諸島に分けられ、南北クック諸島は約100km離れています。

 国名はイギリス人探検家クックにちなんだ名称ですが、1773年にクックがこの諸島に到達する以前の1595年にスペイン人によってこの諸島は確認されています。先住民マオリは5世紀頃から定住していると考えられています。

 イギリスの保護領を経て、ニュージーランドの管轄となりましたが、1973年にニュージーランドとの共同宣言で主権国家としての権利が認められ、2001年の共同宣言で主権独立国家として外交ができるようになりました。

■ニュージーランドや日本とのつながりが強い国

 外交はニュージーランドとの自由連合関係を基本に、1971年に設立されたPIF(太平洋諸島フォーラム)の加盟国・地域との域内協力を推進しています。

 主要産業は農漁業、観光業、真珠の養殖で、美しい海を観光資源とし、観光への依存度が高いです。魚介類、真珠といった輸出品総額の6割は日本が占めています。

 食料、工業製品など輸入の8割近くはニュージーランドからですが、日本からの輸入もあります。日本から見ればわずかな割合の貿易額ですが、クック諸島から見れば大きな額で、日本とのつながりが深い国といえます。

(本稿は、『読むだけで世界地図が頭に入る本』から抜粋・編集したものです。)

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