「ペルーってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

「ペルーってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

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ニュースで見聞きした国、オリンピックやW杯に出場した国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。

■ペルーってどんな国?

 ペルーは南アメリカ西部の太平洋岸に位置する国で、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリと国境を接します。

 1990年の大統領選挙で日系人のフジモリ氏が大統領となり2000年まで政権を担いました。フジモリ政権下では、テロ抑制と経済問題への取り組みで国政が安定しましたが、貧富の格差は残っています。

 外交は南米諸国との関係を重視し、アンデス地域を中心とした地域の総括的経済開発などを目指すアンデス共同体(CAN)の創設メンバーです。

■インカ帝国の遺跡

 ペルーはロマンある観光地として世界に知られています。日本でも人気のあるナスカとフマナ平原(パルパ)の地上絵や、マチュピチュ遺跡は世界遺産に登録されています。

 地上絵は紀元前200〜紀元後800年のナスカ時代に描かれたとされています。マチュピチュは、15世紀半ばのインカ帝国時代に築かれた都市遺跡です。標高2400mにあり、灌漑施設が整った棚田の跡も見られます。

 ボリビアとの国境にあるチチカカ湖は世界で最も標高が高い湖(標高3800m)で、長さ200km、幅は最大で80kmと大型船が航行できる広大な湖です。この地域にはインカ帝国成立前からの先住民が暮らしています。

 銅鉱、鉛鉱、亜鉛鉱、水銀鉱、銀鉱などが世界有数の産出量を誇り、原油も主要な輸出品となるほど地下資源が豊富な国です。

(本稿は、『読むだけで世界地図が頭に入る本』から抜粋・編集したものです。)

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