ベンチャー企業が退職金を作るなら 「確定拠出年金」一択である理由

ベンチャー企業が退職金を作るなら 「確定拠出年金」一択である理由

ベンチャー企業が退職金を作るなら 「確定拠出年金」一択である理由の画像

2017年1月から、新しい制度に改定した「個人型確定拠出年金=iDeCo(イデコ)」が開始されました。以前は、企業年金がない会社に勤める人だけが加入できる制度でしたが、改定後は条件付きながらも、会社に企業年金がある人も始められます。
それにともなって年金や退職金に、働く人たちの注目が集まっているのですが、一方で会社を経営する側にとっては、それらの制度については関心が低いままです。
この度、退職金、企業年金に詳しい山崎俊輔氏が『小さな会社のための新しい退職金・企業年金入門』を上梓。
この連載では、そもそもの退職金制度の仕組みの説明をはじめ、中小企業の社長さんや、人事、総務部門の人たちが、どのように、退職金、企業年金制度を活用すればいいかを、新たに書きおろしてご紹介していきます。

■なぜかどこにも書かれていない「初めての退職金制度デザイン法」

 ここまでの連載を読んで、新しく退職金制度を作ろうと思ったら、どうすればいいのでしょうか? 実は退職金制度のデザインについて解説された書籍はほとんどありません。企業年金制度の活用についても、ほとんど最新情報がなく、金融機関の中で一子相伝のごとくノウハウが秘匿されているのが実態です。

 さらに情報が少ないのは「ゼロからの退職金制度設計」に関するものです。先代社長(父親)から継いだ会社の場合は、退職金規程をどうやって作ったか聞くチャンスがあったら一度たずねてみてください。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)