「疲れそのもの」ではなく、「疲れた感じ」を解消するには?

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睡眠、美容、子育て、集中力、ダイエット、禁煙、老化……など、幅広い有効性が認められているマインドフルネス。これを日本で最も広めたベストセラー『最高の休息法』に「医師監修の特別音源CD」を付属した実践編が登場した。その名も『脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]』――。その一部をご紹介しよう。

■脳内の「アンバランス」がストレスを招く

脳の疲れと聞いて、誰もがまず思い浮かべるのがストレスでしょう。他人(あるいは自分)にイライラしたり、先のことを不安に思ったり、大きな緊張を抱えたりすることで、脳には一定のストレス反応が起こります。

なかなかすぐに効果は見えづらいのですが、ある程度マインドフルネスを継続していけば、ストレス反応そのものを軽減する力が脳には備わっていきます。そのプロセスを自分なりにチェックするうえで目安になるのが、次のマインドフルネスの3つの経験段階です。

(1)初期 ─“いまここ”に注意を向けることに躍気になる
(2)中期 ─ 雑念に気づき、“いまここ”へと注意を向け直せる
(3)後期 ─ 努力しなくても、つねに心が“いまここ”にある

いくつかの研究では、3カ月以上にわたってマインドフルネスを実践した人の脳内では、前頭葉と扁桃体が上下関係でなく、より対等でポジティブな関係をつくることがわかっています*01。

ごく単純化した図式ですが、前頭葉が人間の理性なのだとすれば、扁桃体は感情を司る部位だと考えていただけばいいでしょう。

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