中国、インドの人口は、 なぜ13億人を超えたのか?

中国、インドの人口は、 なぜ13億人を超えたのか?

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「経済×地理」で、ニュースの“本質”が見えてくる!仕事に効く「教養としての地理」

地理とは、農業や工業、貿易、交通、人口、宗教、言語にいたるまで、現代世界の「ありとあらゆる分野」を学ぶ学問です。

地理なくして、経済を語ることはできません。

最新刊『経済は地理から学べ!』の著者、宮路秀作氏に語ってもらいます。

■中国、インドの人口は、なぜここまで増えた?

 現在、中国の人口は約13.7億人、インドの人口は約13.1億人です。なぜここまで人口が増えたのか。地理的な視点から見てみましょう。

 米、小麦、茶、綿花、ジャガイモの生産統計を見ると、1位中国、2位インドとなっています。

 私はこれを授業中に、「米小麦 お茶に綿花に ジャガ〜イモ」と五七五のリズムで受験生に教えていますが、頭の中に案外残るようです。

 その農作物の1つ、米の生産量を細かく見ると、1位中国、2位インド、3位インドネシア、4位バングラデシュ、5位ベトナムとなっています。

 すべてアジア諸国であり、インドネシア(2.5億人)、バングラデシュ(1.6億人)、ベトナム(9000万人)と、中国・インドには及びませんが、人口の多い国がランクインしています。

■米の生産量と人口の関係

 モンスーンアジア(モンスーンの影響を受けて夏季に多雨となる東・東南・南アジア)での米の生産量は世界シェアの9割を占めます。

 そしてなんと、その地域の生活人口は、世界の55%といわれています。

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