メンターは年下がいい!? なぜあの世界的CEOは30歳の若手に教えを乞うたのか?

シリコンバレーから中東、アフリカ、そしてブラジルのスラム街まで、世界中のありとあらゆる国・地域で600社、1000人超の起業家を支援してきた「非営利ベンチャーキャピタル」、エンデバー。その稀有な組織を立ち上げ、「今世紀最高のメンター」とも呼ばれるリンダ・ロッテンバーグによると、いまあなたが助言を求めるべきは、意外なことに年下のメンターかもしれないという。
シェリル・サンドバーグ絶賛の著書『THINK WILD あなたの成功を阻むすべての難問を解決する』から、イーベイ(eBay)CEOも務めたあの世界的経営者ジョン・ドナホーが、あるベンチャー経営者に教えを乞うた、とっておきのエピソードを紹介しよう。

■素晴らしい実績をあげる経営者に「メンター」はいらない?

 なぜ、ジョン・ドナホーほどの人物が助言を必要とするのか。背が高く、お洒落な銀髪にハンサムな顔立ちの54歳。人生を通してトップを走りつづけてきた男性には、独特の躍動感が漂っているものだが、彼こそはまさにその典型である! ダートマス大学で経済学を学んだあと、スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得。20年近く働いたベイン・アンド・カンパニーでは、6年間にわたってCEOを務めた。イーベイのCEOだった頃は、オークション事業を活性化させた手腕を高く評価された。

 彼は、(錚々たる起業家たちがこぞって頼った)ビル・キャンベルのアドバイスを必要としない、シリコンバレーで数少ない人間に思える(もっとも、ドナホーとキャンベルは友人どうしである)。

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