本番で失敗しないための「心拍数トレーニング」とは

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■緊張する状況に、脳を慣れさせておくには?

 私が記憶力競技を始めたばかりの頃の話です。

 記憶競技の仲間内の練習会に自信満々で参加したことがあります。ところが蓋を開けてみると、過度の緊張から結果は散々だったことがありました。

 サッカー界でよく聞く言葉に、ホームとアウェイがあります。ホームとは自分のチームの本拠地(スタジアム)、アウェイとは相手チームの本拠地という意味です。

 アウェイではさまざまなプレッシャーによる緊張から有利に戦うのが難しいというのが、サッカー界での常識です。

 サッカーの試合に比べれば、参加者は皆顔見知りでしかも数人だけというゆるい状況だったにもかかわらず、そのときの私はアウェイを感じて緊張してしまったのです。

 過度の緊張は、脳のパフォーマンスを著しく低下させることを実感した瞬間でした。

 そして対策として行ったのが、「心拍数トレーニング」だったのです。

 緊張とは、心拍数が過剰に高くなった状態ともいえます。

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