上司につけ入り同僚をコキ使う「吸血社員」に気をつけろ!

上司につけ入り同僚をコキ使う「吸血社員」に気をつけろ!

人事評価制度がマトモに機能していないなど、マネジメントに問題がある会社に生息しがちな「吸血社員」。ヤル気のある社員からエネルギーを奪うくせ者だ

■驚くほど仕事ができないがおじさん社員のウケは上々

 Aさんは、都内の中小企業に勤めている。中小企業といっても職員数は1000名弱の大所帯の企業である。そのAさんからこんな話を聞いた。

 その企業は、半官半民の事業を請け負う会社で、基本は事務仕事が中心だ。正社員は全体の半分以下で、残りは嘱託社員と外部からの派遣社員で構成されている。

 Aさんの部署には、2名の正社員と、Aさんを含む2名の嘱託、そして6名ほどの派遣社員で仕事を回している。問題は、もう1人の嘱託、Bさんという女性社員だ。

 Aさんは主に経理系、Bさんは企画・総務系に分かれて仕事をしているが、このBさんは勤続15年におよぶベテランだ。本来嘱託はそんなに長く働けないのだが、子会社などの所属を転々としつつ、長い間同じ会社にいる。

 最近わかったのだが、このBさん、驚くほど仕事ができない。必要な企画書、出張書類1枚まともに書けない。

 もともと、Bさんの主な仕事は、社の主催するイベントの企画運営だ。関係者と打ち合わせをしたり、イベント参加者を募るための広告を打つといった類の仕事がメインだった。そのための打ち合せ(と称した飲み会)や、正社員である上司との会合には決して欠席しない。社交的で話し上手、上司のおじさんたちの受けは大変良い。

 社内各部署で開かれる飲み会にも、所属部署でなくても率先して参加する。当然のことながら、お酒も強い。宴席に遅れてきたBさんは、上司に「Bさーん、座る席ないなら、僕の膝にくる?」などと、セクハラど真ん中の冗談を言われても、「わーい、特等席!」といってちょこんと座るふりをして、場を盛り上げる。すっかり、上司のマスコット的存在になっていた。

 その一方で、実務については派遣社員に任せきりで、自分は書類仕事を一切行わず、15年も過ごしてきていたのだ。

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