転職時に面接官を「敵」と見なしてしまう大きな過ち

転職時に面接官を「敵」と見なしてしまう大きな過ち

転職活動で「面接は突破すべき関門で、面接官はクリアすべき敵である」といった位置付けで見ている方が少なくないようです(写真はイメージです)

■面接官は“攻略”の対象ではない

「面接官を“攻略”するにはどうすればよいですか?」

 取材でそんな質問をされ、面食らうことがあります。ゲームのように面接官が守る一次面接、二次面接のステージを一つひとつクリアしていくと、ラスボスである社長が最終面接で待ち構えている、というようなイメージで採用面接を捉えているのです。

 記者・編集者に限らず候補者と話をしていても、面接は突破すべき関門で面接官はクリアすべき敵である、といった位置付けで見ている方が少なくないと感じます。しかし面接官を目の前の「敵」という認識をしていたら、上手くいくものも上手くいかなくなってしまうでしょう。

 そもそも採用面接は、企業にとっては自社で活躍してくれる人材を採用するための場で、候補者にとっては自分が活躍しハッピーになれる転職をするための場です。

 したがって、そこでは他人同士が信頼関係を構築した上で、企業は候補者を正しく理解し、候補者は自分を正しく理解してもらうためのコミュニケーションが必要になります。同様に、候補者がその企業を正しく理解することも重要です。

 正しい採用と転職は、企業と候補者双方の正しい理解があってこそできるのです。

 ところが候補者が攻略モードで「どうしたら面接官に高く評価されるだろうか」と“正解”を探すような受け答えをしていると、本心とはかけ離れた聞こえのよい発言ばかりになってしまい、面接官の理解が進まない、という事態が生じます。理解が進まなければ合否も何もあったものではありません。

 仮に本心とはかけ離れた受け答えで面接官を“攻略”し内定を獲得できたとしても、入社してからのことを考えれば、非常に不安な状況になってしまいます。

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