侍ジャパン公式ユニはアシックスへ、ミズノの牙城はなぜ崩れたか

侍ジャパン公式ユニはアシックスへ、ミズノの牙城はなぜ崩れたか

2006年の第1回WBC決勝戦は日本とキューバの顔合わせだった

日本で最も人気があるスポーツである野球。国内野球用品市場では、ミズノが長らく難攻不落のシェアを築いてきたが、2020年開催の東京五輪を前にして、アシックスが牙城を崩さんと攻勢をかけている。(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 野村聖子)

 侍ジャパンの公式ユニフォームからミズノが撤退――。

 5月、野球日本代表(侍ジャパン)の運営会社であるNPBエンタープライズは、大手総合スポーツ用品メーカーのアシックスと「ダイヤモンドパートナー」の契約締結に合意したと発表した。今後は、侍ジャパンが国際試合で使用する公式ユニフォーム一式を、アシックスが提供することになる。

 アシックスは「現段階では正式決定ではなく、リリース以上のことは申し上げられない」と話すが、7月上旬に日米大学野球選手権が開催されるため、その前には正式な決定内容が発表されよう。

 これまで、侍ジャパンのユニフォームを担当してきたのは、同じく大手総合スポーツ用品メーカーのミズノ。侍ジャパンの活躍といえば、やはりワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1回(2006年)、第2回(2009年)の、2大会連続優勝。優勝を祝う紙吹雪の中、王貞治、原辰徳両監督が宙に舞い、選手たちが一斉に拳を突き上げる。その腕には、ミズノのロゴマークが燦然と輝いていた。

 しかし、WBCのその後の2大会はベスト4止まり。五輪では、2008年の北京大会を最後に正式種目から除外されるという憂き目に遭った。

 20年の東京大会では、開催国である日本での人気の高さが後押しし、12年ぶりに野球・ソフトボールが復活する。当然、狙うは金メダル。各種目の中でも抜群の注目度を見せるのは間違いない。

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