新人にテレアポ千本ノック!?シゴキで部下が育たない本当の理由

新人にテレアポ千本ノック!?シゴキで部下が育たない本当の理由

意味なきしごきをしておいて「部下が育たない」と嘆くのは、上司自身が無能であることを示しています(写真はイメージです)

教師による生徒への暴力、議員による秘書への暴言…不適切どころか、傷害事件と目されるトンデモ事態が後を絶たない。そこには、学生だろうが秘書だろうが、相手を人として尊重する意識が全く欠落していると言わざるを得ない。(組織・人事・人材開発コンサルタント/トレーナー 山口 博)

■相手をどつき回せば成長すると本気で考えているのか?

 ここのところ、暴力行為が相次いで問題になっている。武蔵越生高校サッカー部でコーチによる生徒への暴力動画がツイッター投稿され、豊田真由子代議士の秘書への暴言・暴行も告発された(記事はこちら)。

 いずれもメディアで大きく報道されている。動画や音声を見聞きした人のほとんどが、強い不快感を覚えたに違いない。見るに堪えない、聞くに堪えない出来事だ。

 これらは単なるハラスメントを超えた、言葉や行動による暴力行為であり、傷害事件である。コーチに対して抵抗できない生徒、議員に従う役割の秘書という相手の弱い立場を利用し、上に立つ者の地位や権限を濫用した暴力だ。被害者生徒は、ほかの生徒たちが注視する中、抵抗することも躊躇され、逃げようにも逃げられぬ心境だったのではないか。秘書の場合は、ましてや運転中である。反撃できようもない。

 武蔵越生高校のコーチは、「生徒の態度がよくなかったので行き過ぎた指導をしてしまった」と説明したという。生徒にビンタを食らわせれば、態度がよくなるのか。

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