苦手分野はむしろ捨てないほうがいい

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■得意分野よりも苦手分野を強化するほうがいい

「自分には難しすぎる、習得に時間がかかりすぎるところは捨てる」とお話ししました。これは、ただ単に「苦手だ」とか「やる気が起きない」という分野のことではありません。苦手分野こそ、むしろ捨てないほうがいいのです。

 何枚かの長さの異なる板を貼り合わせてつくった桶に溜めることのできる水の量は、最も長さの短い板によって決まるものです。長い板の長さをどんなに伸ばしても、溜められる水の量は変わらないですよね。

 これは、勉強に置き換えれば、「得意分野よりも苦手分野を強化するほうがいい」ということになります。水の量、つまり得点を多くするためには、長い板(得意分野)をさらに伸ばすよりも、短い板(苦手分野)を長くするべきなのです。

「合格ラインと今の実力とのギャップを埋める」ことが、合格への一歩です。

 すでに80点取れているところを90点や100点に伸ばすのは難しいことですし、どんなに頑張っても伸ばせるのは20点までです。

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