話題のビジネス書を先読みしたいなら、ここを見よ!

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ニューヨークと東京を往復し、世界中の書籍コンテンツに精通するリテラリーエージェント大原ケイが、トップエリートたちにいま、読まれている話題の最新ビジネス書を紹介する好評連載。第9回目は、ビジネス書の本場、アメリカのビジネス書賞について。

■ビジネス書の本場・アメリカのビジネス書賞とその受賞作

 「ビジネス書大賞2017」が発表された。今年は『サピエンス全史 上・下』、『ライフシフト』、『やり抜く力』の3つの翻訳書がとにかく目立っていたが、ビジネス書を選ぶときに、こうした賞を参考にされているという方も多いのではないだろうか。

 それではビジネス書の本場米国には、どんな賞があるのだろうか?

 斬新な発想のビジネス書を次々と世に送り出すアメリカだが、ビジネス書に与えられる賞はじつはほとんどない。全米図書賞、ピューリッツァー賞、全米書評家協会賞、PEN協会賞あたりが一般書のメジャーな賞だが、そこにも「ビジネス書」「経済書」といったカテゴリーはない。

 数少ないながらもビジネス書を対象としているいちばん有名な賞としては、経済紙「ファイナンシャル・タイムズ」(日経が2015年暮れに買収したというニュースを覚えている人も多いのでは)とスーパーコンサルファーム、マッキンゼーが提携してスポンサーとなっている「ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー」がある。2005年に設立されたので、歴史もさほど古いわけではない。

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