成功するリーダーは、「公私混同」しない

成功するリーダーは、「公私混同」しない

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一流の経営者やリーダーは何をやっているのか? 人気コンサルタント小宮一慶氏の最新刊『経営者の教科書』(ダイヤモンド社)は、その20年以上の経験から成功する経営者・リーダーになるための極意をまとめた本です。本連載では、同書の中から抜粋して、成功するリーダーになるための考え方と行動について、くわしく解説していきます。

■資源の最適配分の本質は「公私混同」をなくすこと

 経営とは、(1)企業の方向づけ、(2)資源の最適配分、(3)人を動かす、の三つをやることだというのは、すでに説明しました。

 一番目の「企業の方向づけ」は、とても難しいものです。将来にわたってお客さまに買っていただけるQPS(クオリティ、プライス、サービス)を見つけ続けて、それを商品やサービスに落とし込むのは、とても難しいことなのです。言うのは簡単、やるのはすごく難しい。

 では、私が経営の仕事の二つ目に挙げた「資源の最適配分」はというと、実のところ場合によっては、こちらの方がより難しいかもしれません。

 言葉で表すなら、単にヒト、モノ、カネ、経営者の時間などを適切に配分するというだけのことですが、実践するのは容易ではないのです。

 なぜなら、「私利私欲」が働くからです。「公私混同」をどうしてもしてしまう。自分と闘わなければならないのです。10人ほどの小さな会社を20年以上経営してきた私でも、なかなか難しいのです。

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