先進デザイン企業のアドビが デザインの力をさらに強くするわけ

先進デザイン企業のアドビが デザインの力をさらに強くするわけ

アドビ(Adobe)のデザイン担当バイス・プレジデントであるジェイミー・マイロルド(Jamie Myrold)氏

 テクノロジーにおけるデザインの役割は、ますます重要なものになっている。

 スクリーン上の製品の見栄えだけではなく、わかりやすさ、使いやすさ、保存や共有の仕方の自然さ、モバイルでの簡便さなど、あらゆるところにその企業のデザイン力がはっきりと反映されるようになっているからだ。

 高いデザイン性が求められる背景には、ユーザー側のレベルが上がってきたことも挙げられるだろう。今やユーザーはコンシューマー向け、ビジネス向けのいろいろなアプリケーションを使いこなしていて、少しでも使い勝手の悪いものには容赦がないのだ。

 では、そうしたデザイン力を発揮するために、企業内では何が起こっているのだろうか。テクノロジーとデザインの関係では最も先端的な位置にある企業の一つ、アドビ(Adobe)のデザイン担当バイス・プレジデントであるジェイミー・マイロルド(Jamie Myrold)氏に、企業内のデザイナーがどのような役割を担っているのかを聞いた。副社長レベルの重役にデザイナーを配置すること自体、他の企業にはないアドビのデザイン戦略を思わせるものだ。

■アドビのユーザーはデザイナーからビジネスピープルに変わった

 アドビには、現在デザイナーが250人いる。デザイナーは、サンホセ本社だけでなく、ユタ、シアトル、ニューヨーク、ドイツ、インドなどに散らばり、マイロルド氏は、チームとのミーティングのために出張やビデオ会議が多い。

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