セブンとアスクル提携、火災見舞いという“美談”の裏にある事情

セブンとアスクル提携、火災見舞いという“美談”の裏にある事情

握手する井阪隆一・セブン&アイ・ホールディングス社長(右)と岩田彰一郎・アスクル社長 Photo by Satoru Okada

「提携は、倉庫の火災がきっかけでした」――。セブン&アイ・ホールディングス(HD)と、日用品の通販サイト「ロハコ」を運営するアスクルが7月6日に発表した業務提携。セブン&アイの通販サイト「オムニセブン」とロハコとの相互送客に加え、両社で生鮮食料品の通販サービス「IYフレッシュ」(仮称)を始めるというものだ。

 セブン&アイの井阪隆一社長は共同記者会見で、冒頭のように提携に至った経緯を説明した。

「倉庫の火災」とは、埼玉県三芳町にあるアスクルの物流拠点「アスクルロジパーク首都圏」で2月16日に発生し、鎮火まで12日間を要した深刻な事故のこと。同社の2018年5月期の連結営業利益は前年同期比60.5%減の35億円に落ち込む見通しとなるほど、影響は大きい。

 井阪社長は鎮火後、もともと面識のあったアスクルの岩田彰一郎社長にお見舞いを贈ったところ、岩田社長はこれを辞退。自らセブン&アイを訪れ、感謝の意を伝えた。そこで井阪社長が「できることは何でもさせてほしい」と申し出たのだという。

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