音楽ビジネスにおけるデジタル革命 音楽を変えた「楽譜」というイノベーション

音楽ビジネスにおけるデジタル革命 音楽を変えた「楽譜」というイノベーション

松永エリック・匡史さんプロフィル:PwCコンサルティング合同会社デジタル&ディスラプティブテクノロジー統括パートナー。バークリー音大出身のプロミュージシャンという異色の経歴をもつアーティストであり、放送から音楽、映画、ゲーム、広告、スマホまで幅広くメディア業界の未来をリードする超右脳系のメディア戦略コンサルタントとして活躍。アクセンチュア、野村総合研究所、日本IBM、デロイト トーマツ コンサルティングのメディアセクターアジア統括パートナーを経て現職。

真のグローバル経営を経験してきたビジネス・リーダーが、日本社会・日本企業の課題に対し『和魂洋才』の新たな視点から解決策を提案する「GAISHIKEI LEADERS」。そのメンバーが、経営のグローバル化と日本のユニークな強みを調和させた新しい「グローバル経営論」を解説するセミナー(共催/司会:ISSコンサルティング)の内容をダイジェストでお届けします。
今回のテーマは「デジタル変革期における音楽ビジネス」。ギタリストでデジタル事業のパイオニアでありメディア戦略コンサルタントの松永エリック・匡史さんが、この前編で音楽が発展してきた歴史を振り返ったのち、後編では“第四のY.M.O(イエロー・マジック・オーケストラ)”としても知られるシンセサイザープログラマーの松武秀樹さんと音楽ビジネスにおけるビジネス革命のリアルについて議論した内容をダイジェストでお送りします。

■音楽はどんなふうに生まれ、発展してきたのか

 最初に、私の好きなデヴィッド・ボウイ(David Bowie:1947〜2016)の言葉を紹介します。

「Music itself is going to become like running water or electricity.
音楽が水や電気のようになる日が来る。」

 彼が、2002年のインタビューでインターネット普及による音楽への影響について語ったときの一言です。

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