経営者が一番好きな本は「○○」。その理由とは?

経営者が一番好きな本は「○○」。その理由とは?

経営者が一番好きな本は「○○」。その理由とは?の画像

マッキンゼー・アンド・カンパニーなど要求水準の高いビジネスの現場を渡り歩き、「可能な限り優れたパフォーマンスを実現するためにはどうすべきか?」と試行錯誤してきた著者が提案する、ビジネスパーソンのためのまったく新しい学習法『新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法』。佐藤優氏が「ビジネスパーソンにとって本当に役に立つ最良の書」と絶賛するなど話題の同書より一部を特別公開する。

■経営者が好きな本の共通点

 経営者に一番好きな本や愛読書について話を聞くと、必ず挙がるのが「古典」です。東洋でいえば『論語』『孫子』、西洋でいえばマキャベリの『君主論』やマックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』など、古典の名著を挙げる方がほとんどなのです。

 なぜ数百年、数千年も前に書かれた古典がいまなお、とくに経営者に読み継がれているのか。その理由は、古典が時の洗礼を受けた真理(に近いもの)であることのみならず、文章の抽象度の高さにあると思います。

 普遍的なメッセージを持った抽象度の高い文章は、読み手のレベルや状況にしたがってさまざまなヒントを与えてくれます。

 たとえば、『孫子』は「兵とは国の大事なり」の一節で始まります。ここでいう「兵」とは文字通り「兵士」という意味と「国防」の意味があります(伊丹敬之『孫子に経営を読む』〈日本経済新聞出版社〉を参照)。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)