リサーチ後のアウトプットで 気を付けたい10のこと

『アナリストが教えるリサーチの教科書 自分でできる情報収集・分析の基本』を上梓した、アナリストの高辻成彦さんに聞く、ビジネスリサーチの基本とは? 連載第8回では、ビジネスリサーチの結果をまとめるにあたって、文章表現で気をつけたいことついてご紹介します。

■1.主張すべき論点を絞る

 リサーチする際に陥りがちなのが、言いたいことが増えてしまうことです。
 これは、調べごとをしていると、詳しくなる項目が増えるためです。
 しかし、主張したい論点が拡散してしまうと、伝えるべき論点がピンぼけします。
 伝えたい結論を先に考え、そこへ導くための論証をつないでいく、という流れに話をまとめることが重要です。

■2.知っている情報をすべては盛り込まない

 第2に留意したいことは、知っている情報のすべてを使わないことです。
 理想は、自分で調べて知っている情報を100とすると、そのうちの20くらいを使ってまとめ、残り80は質疑応答用に使う、くらいがちょうど良いバランスでしょう。

■3.難解な用語を避ける

 第3に留意したいことは、難解な用語を極力避けることです。
 専門用語ばかりが並ぶと、知らない人は読んでも理解できません。
 最初は理解しようと思って読みはじめても、途中で読み続ける意欲を削がれて、最後まで読まれずに終わってしまいがちです。

■4.重複表現を避ける

 第4に留意したいことは、重複表現を避けることです。

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