子どもに伝えたい!ものごとを論理的に考えるシンプルな方法

子どもに伝えたい!ものごとを論理的に考えるシンプルな方法

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子どもの考える力を伸ばす効果的な方法があります。それは、ビジネス書の世界的ベストセラー『ザ・ゴール』の著者、エリヤフ・ゴールドラット博士が開発した「3つの思考ツール」を活用すること。博士が設立したNPO法人「教育のためのTOC」の世界最高位資格であるマスターリード・ファシリテータとして活躍している飛田基氏の新刊『考える力の育て方』の中から、そのエッセンスをご紹介します。今回は、「ブランチ」という思考ツールの使い方をご紹介します。

■原因と結果のつながりを整理する「ブランチ」

 どんな行動の結果として、今があるのか。ある行動をとったら、将来どんなことが起こるのか。こうしたことを理解するのに役立つ思考ツールが「ブランチ」です。

 ブランチは原因と結果のつながりを整理するためのツールで、紙に書き込んでいくだけで因果関係がわかる「出来事マップ」を作ることができます。

「クラウド」(連載第1回)の場合と同じように、箱と矢印を組み合わせて使います。クラウドでは箱の数は5つと決まっていましたが、ブランチでは箱の数に制限はありません。基本形の組み合わせで、さまざまな大きさや形になります。

 基本形は、箱が2つと、矢印が1つから構成されます。箱を上下に並べたときに、下側を〈原因の箱〉、上側を〈結果の箱〉と呼んでいます(図表1)。そして、「もし〈原因の箱〉ならば、結果として〈結果の箱〉」と読み上げていきます。

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